11.10.22

モンクレールの生誕70周年を記念し、ミラノでショウが開催されました

Moncler 70周年記念 ミラノショー 1

ミラノのシンボル的存在として親しまれているドゥオーモが、モンクレール70年周年を記念したショウの会場に選ばれました。9月24日の夜に降った雨も、この一大イベントの進行を妨げることはありませんでした。ファレル・ウィリアムスやフューチャー、藤原ヒロシ、ミシェル・ラミー、サレヘ・ベンバリー、フランチェスコ・ラガッツィなどの錚々たるゲストやブランドコラボレーター達が次々と姿を現し、ショウを見に駆けつけた1万8000人にのぼる人々の間を縫って会場入りしました。より多くの観客にリーチすることを願ったモンクレールCEOレモ・ルッフィーニの決断によって、ミラノファッションウィークにおける限定的なショーとは全く対照的な、一般対象のイベントが開催される運びとなりました。

1952名のモデルやミュージシャン、パフォーマーがホワイトカラーのリミテッドエディションMayaジャケットをまとってショウに現れ、1952年にさかのぼるブランド生誕を祝しました。イベントは、壮大なコーラスによるメロディの際立ったシンフォニーとともに幕を明け、バレリーナのヴィルナ・トッピによる精巧なツイストやつま先立ち、回転を交えたパフォーマンスが花を添えました。続いて、コレオグラファーのサデック・ワフが自身のチームとともにクリエイトしたシンクロされたルーティーンムーブメントが多数のパフォーマーによって実演されました。思いがけない雨模様も、結果的にはモンクレールジャケットの悪天候に対する卓越した性能を披露する好機となりました。ショウは、紙吹雪が舞いあがるなかで1952人の参加者が整然と行進しながらフィナーレを迎えました。観客からの盛大な拍手や歓声が何よりもショウの成功を物語り、モンクレールのヒストリーに刻まれる記念碑的なイベントとなりました。

Moncler 70周年記念 ミラノショー 2

ショーは、紙吹雪が舞う中、ショーを彩った1952人全員が一体となってフォームを作るパフォーマンスで幕を閉じました。集まった観客からの盛大な拍手と歓声が、このショーの素晴らしさを物語っていました。モンクレールの歴史に残る瞬間が生まれたのです。歴史的な大聖堂を背景にした近代的なホワイトのジャケットがつくり出すコントラストは、ヘリテージと革新の重要性を同時に認識するモンクレールの哲学を反映しています。イベントは、モンクレールとコラボレーションを実現したことのある7名のデザイナーによって手がけられた特別コレクションへと引き継がれました。各クリエイターのエッジの効いたデザインで、モンクレールのアイコンジャケットが様々に再解釈されています。コラボレーターとして、パームエンジェルスのフランチェスコ・ラガッツィ、ヴァレンティノのピエールパオロ・ピッチョーリ、トム・ブラウン、リック オウエンス、ジャンバティスタ・ヴァリ、ファレル・ウィリアムスそして藤原ヒロシが参加しています。
文責:Odunayo Ojo

Moncler 70周年記念 ミラノショー 3